エピスキアは、アフリカスミレの近縁植物です。
「フレーム」「トレーリング」とも呼ばれ、葉色や花色が豊富なスミレです。 葉は光沢のあるグリーン、ブロンズ、シルバーなどがあります。 花色は白、黄、ピンク、赤、ラベンダーなどがあります。
エピスキアの植物は10種ほどあり、さらに多くの品種が存在します。 また、非常に面白い育て方をします。 イチゴのようなランナー(ストロン)を出し、容器の縁を伝って伸びていくのです。 内気な花として知られていますが、開花するとオレンジレッドの花をたくさん咲かせます。 葉は光沢のある緑色です。
アダージョは、こげ茶色の地にシルバーグリーンの模様が入る品種です。 また、室内栽培で人気の高い「チョコレートソルジャー」もあります。 チョコレート色の葉にシルバーのセンターが入ります。 また、「シルバーシーン」という品種は、グレーや茶色の葉の上に赤い花を咲かせます。
エピスキアの植え方
エピスキアは、アフリカスミレに適したスポンジ状の土で育てるとよいでしょう。 ピートモスを2倍、パーライトやバーミキュライトを2分の1、砂を2分の1にして土を作ってもよいでしょう。
4インチの鉢には、排水のために同量の炭と2分の1インチの鉢チップを使用することを忘れないでください。
多くの人は、長い陶器のプランターや、水抜き穴を開けたアルミのケーキ缶、スープチュレンを選びますが、ランナーの大部分をつまんでおくことが、素晴らしい花を咲かせるために重要なことです。 ランナーが出てくると、土に固定されます。 プランターが一杯になったら、ランナーを少し残して縁から垂らすとよいでしょう。
Caring for Episcias
ほとんどのエピスキアは東、南東、または部分的に日陰になる南の窓で最もよく成長します。
人工照明の下で植物を育てる場合、エピシアはこの条件にぴったりの植物です。 蛍光灯の下でも美しい葉を茂らせることができ、花も咲かせます。 鉢の縁がライトチューブから約14センチ離れるように間隔をあけるとよいでしょう。
これらの植物は、家庭の平均的な温度(日中は華氏72~75度、夜間は5~10度下がる)でよく育ちます。
すべてのエピシアはアフリカスミレよりも水を必要とし、湿度の高い条件で成長します。 家庭内の空気が40度以下と乾燥しすぎている場合は、小石を敷いたトレーにセットして、鉢のラインより少し下に水を保つようにしましょう。
エピスキアの肥料は、月に2回程度あげるとよいでしょう。 水溶性の液体肥料を使用し、よく湿った土にのみ与えます。 肥料焼けしないように、小さな根を守るためです。
エピシアの増殖
エピシアはさまざまな方法で増殖させることができます。 古い株が葉を落としたり、斜めになったりしているのに気づいたら、ランナーを切り取って古い株を植え替えます。
エピスキアをランナー、種、葉から殖やします。 ランナーや葉に水、ミズゴケ、バーミキュライト、砂などを混ぜておきます。
葉や花のバリエーションを増やしたいなら、種から育てるのが一番です。 バーミキュライトやミズゴケの上に種をまきます。 10日から3週間ほどで発芽します。 葉が4枚になったら、すぐに切り取って、鉢や平皿に植えつけます。
その他のアドバイス
エピスキアをプランターの前景に予告編として使用します。
2種類以上のエピスキアを大きな鉢で育て、背景の植物はミズゴケを詰めたポールや多孔質の木の切り株や根に植えるとよいでしょう。 エピスキアのランナーは、緑の針金のツイストエムを用いて支柱に固定します。 このとき、支柱を湿らせておくと、エピスキアの根が伸びやすくなります。
水苔を詰めたバスケットにエピスキアを植え込みます。 窓辺の庭や温室などに吊るします。
水を張った魅力的な容器でエピスキアを育てることができます。 週に一度は水を取り替え、中くらいの明るさで育てます。 また、プラントフードを少々加えてください。
バラ鉢や小さな水槽でエピスキアを育ててみましょう。 湿度が上がるので、とてもみずみずしく育ちます。