本日未明、ソニーは、周囲の仮想球体にさまざまな音やボーカルを配置し、ライブ音楽の雰囲気を再現する空間オーディオ技術、360 Reality Audioに対応した新しいスピーカー2機種を発売すると発表しました。 今春の発売を予定しているとのことですが、どのようなスピーカーになるかは公表されていません。
冒頭の写真にある上位機種のSRS-RA5000は、3つのアップスピーカー、3つのサイドスピーカー、そしてウーファーを搭載しているとのこと。 ハイレゾ音源の認定も取得しています。 下の写真の「SRS-RA3000」は、ツイーター2基、パッシブラジエーター2基、フルレンジドライバーを搭載しています。
どちらのスピーカーも、内蔵マイクと「ソニー独自のアルゴリズム」によって、設置した部屋に合わせて自己調整することも可能です。 SRS-RA5000はスピーカーのボタンを長押しする必要がありますが、SRS-RA3000は自動でキャリブレーションを行うことが可能です。 また、この2つのスピーカーは、楽曲ごとに音量を自動調整し、一定の音量で再生するソニーの「オートボリューム機能」を搭載しています。 そして、どちらのスピーカーもAmazonのAlexaとGoogle Assistantに対応しています。
ソニーの英国サイトのプレスリリースによると、SRS-RA5000の価格は約500ポンド / 599ユーロ、SRS-RA3000の価格は約280ポンド / 359ユーロです。 また、それによると、両スピーカーは2021年2月に到着する予定で、これは以前聞いた「春」の日付よりも少し早く、おそらく地域によって発売日が異なるでしょう。
ソニーは金曜日早くに、360 Reality Audioプラットフォームをオーディオからビデオへと拡大し、今年後半には、このコーデックでビデオコンテンツのストリーミングを開始するために主要音楽レーベルおよびサービスプロバイダーと協力していると発表しました。 ソニーによると、現在、約4,000曲がこのフォーマットをサポートしています。