フォードは、バッテリーターミナルのファスナーが不適切に取り付けられていると、エンジンストールやブレーキのパワーアシストの故障、または火災につながる恐れがあるため、カナダで3万台以上のF-150トラックのリコールを行う。
ここでは2019年と2020年のモデルのF-150約3万73台、米国でも約13万5000台が対象となる。具体的には、ディアボーン工場またはカンザスシティ工場で6月から10月に製造されたトラックが対象となる。
対象車両では、バッテリーのプラス端子の留め具が適切に取り付けられていない可能性があり、そのまま放置するとエンジンが出力を失ってエンストしたり、ブレーキやステアリングがパワーアシストを失う恐れがあるという。
火災のリスクも高まるが、この欠陥に関連する事故の報告はまだ受けていない。
フォードはまた、古いリンカーン MKX SUV のバッテリー ファスナー関連のリコールを発表し、これまでに3件の火災につながった可能性があるとしている。
カナダでは、そのリコールは、3.7リッターV6を搭載した2016年と2017年のモデルのMKX 5,253台、米国では同じものの5万台弱に関係しています。
対象車両のバッテリーターミナルのファスナーは、トランスミッションのケーブル機構に接触すると短絡し、火災発生の確率を高めるおそれがあります。 また、”崖っぷち “と呼ばれることもあるようです。