Carlson BX, Ketter TA, Sun W, Timko K, McQuade RD, Sanchez R, Vester-Blokland E, Marcus R.・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P. 114 双極Ⅰ型障害(躁病または混合病)患者の長期治療におけるアリピプラゾールとラモトリギンの併用:無作為化、多施設、二重盲検試験(CN138-392)。 Bipolar Disord 2012: 14: 41-53. © 2012 The Authors. 雑誌編集 © 2012 John Wiley & Sons A/S.
Objectives: 最近躁転・混合エピソードを経験した双極性I型障害患者の長期治療において,aripiprazole(ARI)+lamotrigine(LTG)の有効性と安全性を,プラセボ(PBO)+LTGと比較して評価すること
Methods: 単盲検ARI(10~30mg/日)+非盲検LTG(100または200mg/日)を投与し9~24週間の安定期を経た後、ARI+LTGで8週間連続安定(Young Mania Rating Scale/Montgomery-Åsberg Depression Rating Scale合計得点≦12)した患者に対し、ARI+LTGの投与をARIから除外し、二重盲検化した状態で継続するかPBO+LTG投与に無作為化して52週間フォローアップを行いました。 主要アウトカム指標は、無作為化から躁/混合エピソードに再発するまでの時間であった
結論。 ARI+LTGは躁病/混合病の再発までの時間を遅らせたが、統計学的な有意差には至らなかった。 安全性・忍容性の結果では、ARIとLTGの併用で予期せぬ有害事象はなかった
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