化学分析 | |
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C | Carbon 0.50- 0.5%。60 |
Mn | Manganese 0.60- 0.90 max |
P | Phosphorus 0.90 max |
S | Sulfur 0.050 max |
一般特性 1055
高い強度や靭性があまり必要ない用途で使われる鋼材で、耐熱性、耐薬品性に優れています。
用途
この中炭素鋼は、低張力を必要とする小断面の部品や、車軸、クラッチ部材、シャフト、プレスおよび打ち抜き部品、ピストンロッド、ギアラックなどの自動車および一般工学用の常態での重鍛造品に使用されます。
熱処理
焼鈍
前述のように、鍛造品は鍛造仕上温度に近似した温度の炉に移し、焼鈍することがあります。 この鋼種の焼鈍サイクルは、1450-1600℃の温度で浸漬し、1200℃まで毎時50℃(28℃)で冷却し、浸漬し、その後空冷します。
焼結
この鋼は硬化や焼き戻しなどの熱処理に先立って焼結が必要な場合があります。
焼入れ
この鋼は1475-1550ºF (800-845ºC) でオーステナイト化し、断面の大きさと複雑さにより水または油で焼き入れします。
焼戻し
この鋼は過去の経験に基づき、必要な機械特性を与える温度で焼戻されます。 500-600ºF(260-315ºC)の温度範囲では焼戻し脆化の危険性があることに留意する必要があります。
切削性
最適な切削性は、粗大ラメラパーライトから粗大スフェロイド組織で得られます。
溶接性
溶接が必要な場合は、一定の予熱と溶接後の応力除去が必要です。
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