右手のピッキングテクニックをどうしても向上させたい生徒さんからギターレッスンの依頼を受けることが多くなりました。 これは多くのプレイヤーが苦労している部分であり、これを解決しないことには、リード線やリフを効果的に実行することができないことになるのです。 インスタグラムにアップされるようなモンスター・シュレッダーになりたいとは思っていなくても、右手のピッキング・スタイルを磨くことは、あなたのギター・サウンドと流動性を向上させるために価値があることです。 個人的な経験ですが、ギタリストとして成長する過程で数年間欠けていた部分であり、納得のいくまでピッキング・テクニックを練習することにしました。 そこで、私がピッキングの上達に役立った6つの練習方法をご紹介します。
このレッスンでは、私のテクニックの特徴である4つの主要なピッキングスタイルのうち、3つをカバーしました。 オルタネイト・ピッキング、エコノミー・ピッキング、スウィープ・ピッキングです。 ハイブリッド・ピッキングについては、将来的に記事にする予定なので、今回のレッスンでは取り上げないことにしました。 それぞれのピッキング・スタイルについて、少し簡単なものと、先ほどの例をさらに難しくしたものの2つのエクササイズを紹介します。 各エクササイズは、最初はゆっくりと、全てのアーティキュレーションとピッキングの指示を厳守し、十分な流暢さとスピードを身につけるまで練習してください。
オルタネート・ピッキング・エクササイズ
オルタネート・ピッキングは、新しいストロークごとに異なるピッキング方向を使用することです。 つまり、ダウン、アップ、ダウン、アップなど、あるいはアップ、ダウン、アップ、ダウンなどという具合に、ピッキングの順番を変えていきます。 下のエクササイズはポール・ギルバートにインスパイアされたもので、アップストロークから始めます。
以下は、上の練習曲のバリエーションです。 私はこの練習をわざと難しくして、最高音を2回通過するごとに新しい弦に移動しています。 この距離の増加は、特にDと高いEの弦を交互に使って2つの弦を飛ばしているときは、移動が大変です。 この練習を難しくすることで、このパッセージを適切に演奏するために軽いピッキング動作をしなければならなくなるので、ギターでより効果的に弦を交差させるテクニックと能力を向上させることができます。 このリックはどちらかというと音楽的でないように聞こえるので、おそらくリックで使うことはないでしょうが、このスタイルであなたのテクニックを良いレベルまで構築することができます。 また、難易度を上げるために、このシークエンスを変更し、新しいパスが回ってくるたびに最も高い位置にある音を変更するとよいでしょう。 最後に、アップストロークではなく、ダウンストロークから始めて、そこから交互に全体をピッキングしてみるのもよいでしょう。
Economy Picking
1弦3音で演奏するには、特にEconomy Pickingが有効です。 オルタネート・ピッキングではなく、右手の自然な進行方向に合わせてピッキングの方向を変えるのです。 その結果、ダウンアップダウン、ダウンアップダウン、ダウンアップダウンといったシークエンスになります。 私がこのピッキングスタイルを習得した当初は、まず4本の弦で練習し、その後6本の弦に移行するのが最も効果的だと思いました。 以下は、Cメジャースケールのエコノミーピッキングの例です:
上記スケールの6弦フルバージョンです。 最高音に到達した時点で、ダブルピックの音を高音E弦の13フレットに配置し、逆再生する順序を適切に設定するためです。 スケールを下降させる場合、ピッキング・パターンは、アップ・ダウン・アップ、アップ・ダウン・アップ等となります。 つまり、右手は事実上このスケールをスイープしていることになり、右手の動きが大幅に減少します。
Sweep Picking Exercise
Sweep picking はギタリストの間で時々悪評がありますが、上手に応用して使用すれば、非常に音楽性の高いパターンができると私は考えています。 スイープピッキングの一般的なメカニズムは、技術的な熟練を必要とする他の領域にも適用できるので、私はスイープピッキングの方法を学ぶことは、実際に私のリードギター演奏の他の領域を向上させることがわかりました。 エコノミー・ピッキングと同様に、まずはシンプルな4弦のパターンから始めると効果的だと思います。 下の練習曲は、実際にはCmaj9のアルペジオを7度から始めたものですが、なかなか面白い音がすると思います。
次の練習は6弦フル・スイープ・パターンです。 これは上のパターンと似ていますが、最初にAm7のアルペジオが入っているため、実際にはAm9のコードを生成します。 ハンマーオン、プルオフ、スライドを含め、ゆっくり練習することが大切で、そうすることで、右手が楽になります。
今日の無料ギターレッスンがお役に立てたなら幸いです。 今後、ハイブリッド・ピッキングやピッキングのコツなどを紹介していく予定ですので、お楽しみに。 もし、もっとテクニックを上達させたいのであれば、オンライン・ギター・レッスンの手配をしますので、遠慮なく私にご連絡ください。
それではまた次回、
PB.