CD4017 ピン配置
ピン番号 |
ピン名 |
説明 |
1~7 および 9,10,11 |
出力端子 Q0~Q9 |
この10本の出力端子でカウントが行われます。 ピン配置を確認する |
8 |
Vss or Ground |
Vssに接続されていること。 回路のグランド |
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12 |
Carry Out (CO) |
1から10までカウントした後、このピンはハイになる。 カウント中のキャリーとして使用します。 |
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13 |
Clock Enable (EN) |
この入力がハイになると、カウントをそのままで保持することができます。 現在の状態 |
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14 |
クロック |
このクロックがハイになるとカウントが行われる。 このピンは通常555タイマーや他のuCに接続され、パルスを生成します |
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15 |
Resets |
名前からわかるようにこのピンはカウントを1に戻すリセットです |
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16 |
Vdd / Vcc |
電源電圧に接続(通常 +5V |
特徴
- 高速16ピンCMOS10進カウンタ
- 10デコーダ出力対応
- 3V~15Vの幅広い電圧範囲で対応可能です。 通常+5V
- TTL compatible
- Maximum Clock Frequency: 5.5Mhz
- 16ピン PDIP、GDIP、PDSOパッケージ
Note: 詳細な技術情報は、このページの最後にあるCD4017データシートでご覧になれます。
CD4017 等価カウンタ
IC4040, IC4060, IC4022
CD4017 ICの使用場所
IC CD4017はカウントアプリケーションに使われ、あらかじめ設定した時間で10出力を順にオンにしてカウントをリセットするか、必要時にそれを保持できる機能を備えています。 また、キャリーピンを使ってカウントの状態を表示する機能も持っています。 CD4017は、3V~15Vで動作しますが、通常は+5VをVdd/Vcc端子に、Ground/Vss端子をGroundに接続して動作させます。 出力端子はQ0からQ9まで10本あり、これらの端子は任意の負荷に接続できますが、ここでは下の回路に示すようにLEDを使用しています。
このICはクロック端子(14ピン)からハイパルスを感知するたびに0から9(Q0からQ9)までカウントを増加させます。 このクロック源は、パルスを生成する単純なタイマ回路でもよいし、ArduinoやPICなどのマイクロコントローラを使用して、I/Oピンを使用して独自のパルスを生成することも可能です。 クロックイネーブル(13ピン)とリセット(15ピン)です。 これらのピンはデフォルトではLow (0V/接地) に保持されていますが,Clock EnableピンがHighになると,カウントは一時停止されます。 例えば,クロックイネーブルピンがHighになったときにカウントがQ3ピンにあった場合,クロックからのHighパルスに関係なくカウントはQ3ピンで一時停止し,クロックイネーブルが再びLowになったときにのみインクリメントが継続されます。 同様に、リセットピンが “H “にされた場合。 5287>
Carry Outピン(12thピン)と呼ばれる別のピンがあり、このピンはデフォルトでLow(0V)のままです。 しかし、ICが10までカウントを完了すると、このピンはハイになり、5までカウントするまではハイのまま、5でダウン(0V)し、10になると再びオンになります。 ハイパルスになるたびに出力端子とキャリー端子がどのような状態になるかを示すICのタイミング図は以下のとおりです。