吐き気や熱っぽさを感じることはありませんか? または、目の奥から痛む頭痛がありますか? デング熱かもしれません。
シンガポールでは、デング熱の患者数が急増しています。 2020年8月16日現在、シンガポールでのデング熱患者数(24,840人)は、すでにこれまでの歴史的最高記録である2013年の22,170人を超えています
それでも怖くないという方は、感染が悪化すると命にかかわる可能性があることを知っておいてください。 2020年8月5日、シンガポールでは25歳の方がデング熱による今年20人目の死亡者となりました。
デング熱の疑いがある場合は、以下の症状があるかどうかを確認し、感染が悪化している警告サインに気を付けましょう。
デング熱の症状
デング熱の一般的な症状は次のとおりです。
- 発熱
- 目の奥の痛みを伴う頭痛
- 筋肉や関節の痛み
- 発疹
- 食欲不振
- 吐き気や嘔吐
詳しくはこちら。 デング熱 デング熱の症状と予防法
デング熱の進行& 警告のサイン
デング熱は動的な病気です-つまり、時間とともに状態が急速に変化することを意味します。
第1段階:高熱
デング熱は通常、高熱で始まり、体の痛みや苦痛を伴います。
発熱は通常3~5日間続きます。
第2段階:臨界期
第2段階は臨界期と呼ばれ、最も注意しなければならない段階です。 体温が下がり(38℃以下)、48時間続きます。
この期間、体液は循環区画から他の体内区画に移動していきます。
心拍数や血圧が変動し、ひどい場合は非常に低いレベルまで下がり、腎臓や肝臓などの重要な臓器に損傷を与える場合があります。
感染が悪化していることを示すこれらの警告サインに注意する必要があります:
- 空腹感ではない腹痛
- 水分だけでも吐くことがある
- 出血傾向がある、などです。
- 吐いたものに血が混じっている(例.
- 鼻や歯ぐきからの出血
- あざができやすい
- 便が黒い、粘っこい(タール状の)
- 呼吸困難
Phase 3: 回復
臨界期を過ぎると回復期に入る。
この期間では、臨界期で循環から外れていた液体が循環に戻る。 場合によっては、体液過剰になることもある
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