M576は、40mmグレネードカートリッジの一種のアメリカ軍の呼称である。 M576は、M79、M203、M320、M32 MGLグレネード・ランチャー用のバックショット装填薬である。 M576はM79、M203、M320、M32 MGLグレネード・ランチャー用のバックショット弾で、建物や壕、塹壕、草木の茂った場所での近接戦闘用に設計されている。 しかし、ほとんどの戦闘において(擲弾兵は部隊に決定的な戦力増加をもたらす一方で)、ほとんどの高火力弾の装弾距離内に敵がいる場合、擲弾兵は明らかに孤立してしまうことがすぐに判明したのです。 装弾距離の短い弾丸でも、その距離で使用すれば射手に大きな危険がありました。 標準的な歩兵銃にグレネード・ランチャーを取り付ける前に、ランチャーを装備した兵士がより近距離の目標を安全に攻撃できるように、非爆発性カートリッジの開発が開始されたのです。 XM576/XM576E1が標準化されてM576となった。 M576の通常の散布パターンでは、40mで20発中13発が1.5mの円内に入る。 残りの7発はどこにでも入る。 もう一つのテストバージョンであるXM576E2は、ショットカップ内にサボットなしの27個の24gメタルペレットを持っていたが、拡散が早すぎて効果的な使用はできないと判断された。 このため、M576は1120ジュール、ウィンチェスター12ゲージ弾は2574ジュールの銃口エネルギーを持つ。
注釈
- http://fliiby.com/file/34541/k2reiane1b.html
- US Army Technical Manual TM 43-0001-28 Ammunition Data Sheets page 6- (日本語訳:弾薬データシート)。33
- http://www.inetres.com/gp/military/infantry/grenade/40mm_ammo.html
- http://www.mil-spec-industries.com/images/4/images/M576E1.pdf
- http://www.winchester.com/Products/shotshell-ammunition/super-x/buckshot/Pages/XB1200.aspx
このページはWikipedia(作者表示)からクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのコンテンツを使用しております。