SSIS カタログ データベース、SSISDB を SSIS パッケージに使用している人は大勢います。
実際、SSIS カタログを使うことはベストプラクティスですが、ファイル システム パッケージを使っているショップもまだ残っているようです。 これらのショップは、SSIS カタログへの移行を本当に検討すべきです。 いくつかの利点があります:
- Versioning: バージョン履歴が保持され、開発者はすべてのバージョンのリストを展開の日付と時間と共に見ることができます。 これにより、パッケージを特定のバージョンにリストアすることがより簡単になります。 SSIS カタログの検証は、全体的な実行時間の一部として検証が含まれているのではなく、パッケージまたはプロジェクトに対して個別のステップとして実行されます。 パッケージ実行GUIでログを有効にすることができます。
- 環境 & パラメータ: SSISDBが環境のリポジトリになり、テストと本番にパラメータをマッピングできるようになりました。 これにより、環境間でのパッケージの移動が容易になります。 SSIS Dashboard は Reporting Services (SSRS) に基づいており、パッケージとプロジェクトの実行または検証の詳細を表示します。 各フォルダー、プロジェクト、環境、および操作に権限を適用することができます。 SQL Server の役割を選択し、読み取り、実行、またはその他の権限を付与または取り消すことができます。 すべての権限の詳細は、SSISDBカタログデータベース
ロギングを有効にすることに関して、1つの注意事項があります… 本当に必要なものだけをログするように注意してください。 さもなければ、かなり大きな SSISDB を持つことになるかもしれません。
サーバー、ジョブ、およびパッケージ実行レベルで実装可能な 4 つのログ レベルがあります。 None, Basic, Performance & Verbose.
- None: ロギングをオフにします
- Basic (デフォルト値): カスタムイベントと診断イベントを除くすべてのイベントをログに記録します
- Performance: パフォーマンス統計、OnErrorおよびOnWarningイベントのみログに記録されます
- Verbose: パフォーマンス統計、OnErrorおよびOnWarningイベントのみログに記録されます。 すべてのイベントを記録する
パフォーマンスまたはバーボスのログレベルを使用すると、パフォーマンスが低下するので、注意して使用してください。
SSISDB内のデータのメンテナンスも、定期的に慎重に実行される必要があります。 SSISDB から古いデータをパージする際にパッケージのタイムアウトが発生することがよくあるので、デフォルトでインストールされている「SSIS Server Maintenance Job」を実行して古いレコードをクリーンアップするのに良いタイミングを計るようにしましょう。
SSISDB データベースと設定のケアについて少し考えることで、SSIS 環境がうまくいくことが保証されます。