目的:運動負荷試験における最大心拍数について、220-age式とSheffieldの表のどちらを用いるか。 見かけ上健康な人の運動負荷試験における最大心拍数は、220-age式(Astrand)またはSheffieldの表のどちらがより適切に推定できるかを明らかにすること。
デザイン。 心臓検診を受けた一見健康な人の病歴と運動負荷のレトロスペクティブな解析。
参加者。 1988年4月から1992年9月までに心臓検診を受けた健常者170名を順次抽出した。
材料と方法: Bruceおよびmodified Bruceのプロトコルで調査された個人の最大心拍数を、疲労による中断運動試験と計算式による推定値で比較した。 220-年齢対Sheffield表による推定値との比較。
の結果。 最大心拍数は両プロトコルで同程度であった。 健常者のこのパラメータは、220-ageの公式でよりよく予測される。
結論。 健常者の最大心拍数は220-age式で求めた理論上の心拍数を推奨すべきであり、そのためSheffield tableは我々の臨床現場からは除外された。